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「古池や蛙飛び込む水の音」の美しさと、この詩を詠んで思ったこと

京都で撮影した写真

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目次

松尾芭蕉と代表作「古池や蛙飛びこむ水の音」

松尾芭蕉(1644-1694)は江戸時代を代表する俳人であり、「古池や蛙飛びこむ水の音」は彼の最も有名な俳句の一つです。この句は1686年に詠まれたもので、俳諧の革新者としての芭蕉の地位を確立するきっかけとなりました。

芭蕉の詩は、簡潔でありながら深い情緒を持ち、自然と人間の心の繋がりを詠んでいます。この句は、古い池の静寂と蛙が飛び込む音の対比を描き、瞬間の美しさを詠んでいます。

日常のさりげないひとコマを切り取った情景描写

この俳句の魅力は、そのシンプルさと情景描写にあります。「古池」という言葉が古びた、静かな池のイメージを呼び起こし、その中に蛙が飛び込む音が響くことで、瞬間の美しさと静けさが強調されます。この俳句は、音による描写で視覚と聴覚の両方を刺激し、読み手に豊かな情景を思い起こさせます​

「チャポンッ」という音が聞こえてきますよね。

芭蕉はこのようにして、日常の一瞬を詩的に昇華し、俳句の芸術性を高めていきました。

古来、和歌の世界では蛙はその鳴き声が詠まれることをきまりとしていた。芭蕉がこれを「飛び込む水音」としたところに俳諧としての独創があると言われている。蕉風確立の画期をなした一句。

引用:https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/huruike.htm

当時はカエルの鳴き声を取り上げるのが普通だったみたいですが、芭蕉はカエルが水の中に飛び込んだ時の音を切り取ったのも面白い背景です。

人生の儚さを表現している

スケールが大きい話になりますが、この詩を人生と捉えて考える方もいるようです。

大拙先生は古池を永遠なる自然の生命の象徴と捉えられました。そして蛙が飛び込むポチャンという音は、永遠の生命から比べれば一瞬に過ぎない人間の一生。つまり、一瞬に過ぎない二度とない人生の時間を嘆き悲しみながら過ごすことの虚しさ……。
逆に生を惜しみ感謝しながら生きることの大切さを説いたのがこの句だというのです。

数多い動物の中で私たち人間だけが花を愛で、音楽を聴き、小説を読み、新幹線や飛行機で旅をして人生を謳歌する喜びを知っています。そういう人間の素晴らしい働きを、なぜもっと生かして人生を意義あるものにしないのか。自分にとって大切なのは、いまこうして生きているということではないのか。

これが芭蕉の根底にある考えです。

引用:「古池や 蛙飛こむ 水のおと」は人間の一生!? 松尾芭蕉の秀句の奥に広がる宇宙

このような視点は今までなかったので驚きました…。

人の人生なんて、宇宙単位で考えれば、

「チャポンッ」

程度ということです。

これはネガティブな捉え方ではなく、どちらかというとポジティブだと個人的に思っています。

儚い人生だからこそ、自分の生き方をするべきですし、楽しむべきと前向きに考えることができます。

日常の自然から美しさを見出しましょう

「古池や蛙飛びこむ水の音」

この俳句を読んで、皆さんはどのような気持ちになるでしょうか?
最近、静かな場所で自然と向き合っていますか?

松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」は、私たちに自然の美しさと人間の感性を改めて考えさせてくれます。

この詩を通じて、日常の中にある静寂や美を再発見し、自然との調和を感じてみてください。

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