「都会の生活で何とかがんばってるけど、最近疲れてきた・・・」
「自然がたくさんある田舎で過ごしたい・・・」
そんなあなたに向けてこの記事を書いています。
ぼくは長年大阪市内の都会周辺で暮らしている(あまり関西人っぽくないと言われることが多い)のですが、日々感じる「都会疲れの理由」と「その中で生き抜くコツ」をまとめてみました。
小学生の頃は沖縄の離島にあるおばあちゃんの家や、鹿児島にいる親戚の家に行ったりと田舎で過ごすことも多かったので、田舎と比べて都会の生活が疲れる理由を考えていきます。
ぼくが都会疲れを感じる理由
ぼくが日々感じる都会疲れの理由を考えてみました。一つずつ見ていきましょう。
時間が過ぎるのが早いから、目まぐるしく日々が過ぎる
都会の生活は秒針の音さえ聞こえないほど忙しなく、朝の通勤ラッシュから夜遅くまで続く仕事に追われます。
自然がたくさんある場所だと何故か時間がゆったりと感じられるのに、都会では同じような感覚を味わうことは難しいですよね。
空を見上げる暇もなく、日々は過ぎ去り、一瞬一瞬が貴重なのに、都会の速度に飲み込まれてしまう感覚です。気づけば一日が終わり、時間の速さに驚くばかりです。
時には、時間を忘れて深呼吸することも大切だと思います。
癒しの時間を作るのに、蒸気でホットアイマスクとメディキュアはおすすめです。↓
無意識に刷り込まれる、情報過多の日々
街を歩けば、目に入るのはキラキラとした広告や、耳を塞ぎたくなるほどの車のクラクション、人々の話し声が常に周りにあります。静かな瞬間を求めても、都会の喧騒は容赦なく襲ってきます。耳をすませば、自然の音よりも人工の音が多いのが現実です。
それに加えて、スマートフォンの通知音が鳴り止まない日々、SNSの更新、ニュースの速報、メールの着信と、情報が溢れる世界で私たちは知らず知らずのうちに多くの情報を消費し、疲れを感じています。
情報の海に漂う私たちは、波に揺られる船のようで、必要ない情報まで心に溜め込んでしまい、それがストレスになることもあります。
時にはリラックスできる空間でデジタルデトックスをして下さいね。
人口密度が高いから、息が詰まる
土日に都会に出ると人の多さに驚かされます。最近は外国人も増えてきて、以前にも増して落ち着く空間を見つけることは難しくなってきています。
人々の波をかき分けながら歩く日々で、自分だけのリズムで歩くことすらも難しい時がありますよね。
とくに通勤の朝は周りの人はせかせかと急いでいたり、イライラしている人もいて、息が詰まってしまいます。
人が多いのに、孤独を感じやすい
人は多いのに孤独を感じやすい、というのは不思議な感覚ですが、これも都会ならではの感覚ではないでしょうか。
とくに田舎から上京されてきた人は友人も少ないと思いますし、都会では田舎にあるような濃いコミュニティも出来づらいと思います。都会の方が人は多いはずなのに、人と人との繋がりは希薄になりがち・・・そこに孤独を感じてしまう人は多いと思います。
余談にはなりますが、だいぶ前に鹿児島にある「かごっまふるさと屋台村」に行ってきまして、地域の人と飲む機会がありました。もしかしたら、屋台という場所がそうさせるのかもしれないですが、都会ではなかなか感じられないアットホーム感があり、お客さん同士で仲良くなって2軒目に行ったり。あまり都会ではこんなこと無いなーと感じます。
一人でゆっくりと過ごせる憩いの場所や時間が少ない
土日に都会の駅にあるカフェに行くと、とにかく人が多い。人、人、人。
個人的にスタバよりも昔からあるような静かな喫茶店の方が落ち着くのですが、そんな場所はなかなか無いですよね。
ぼくと同じように一人の時間でエネルギーを充電するタイプの方にとっては、結構きつかったりすると思います。
最近は穴場の静かなカフェを見つけることも少し上手くなり、休憩したい時はそこに行ったりしていますが、全体的に一人でゆったりと過ごせる場所は少ないと思います。
自分時間を充実させたい方はこちらの記事もぜひ。
心が洗われるような自然が少ない
ビルの隙間から覗く空、コンクリートの上に咲く一輪の花など、都会でも自然に触れることはできるかもしれませんが、心からリフレッシュできるような大自然に触れる機会って都会では少ないですよね。
少しでも部屋の中に自然の要素を取り入れたいと思い、最近花や観葉植物を飾り始めました。
bloomeeの定期便を使ってみたのですが、結構いいサービスなので気になる方はぜひ。1回1,000円くらいで季節の花をポストに届けてくれます。(撮影した花は花々ギャラリーに掲載しているのでぜひ覗いてみて下さい。)
部屋に花があるだけで、結構パワーをもらえます。
都会を生き抜くコツ
都会をなんとか生き抜いているぼくがコツをいくつか紹介します。
- 都会と田舎のハイブリッド空間をつくる
- 自分時間を大切にする。
- 「生活」を大切にする
都会と田舎のハイブリッド空間をつくる / 部屋の中に自然を取り入れる
話はぼくの小学生の頃に戻るのですが・・・
ぼくは小学生から中学くらいの頃は沖縄の離島にあるおばあちゃんの家によく遊びに行っていて、自然に触れ合う機会がたびたびありました。そこではスイカ割りをしたり、トラックで近くの海に行ったり、ヤドカリで遊んだり、周りには自然が豊かで毎日外で遊び回るような日々でした。田んぼでザリガニを取っていたこともありましたね…。色々記憶が蘇ってきます。
思い出してみて下さい、皆さんにも幼少期に自然の中で遊んだ記憶ってありませんか?
いまぼくは大阪で会社員をしているのですが、だんだんと自然と触れ合う時間も減ってきて、ちょっと自然がたりてないなーと思っても遠出しないといけなかったりで、自然との触れ合いがだんだんと”非日常的なもの”になっていたんですよね。(たぶん、都会疲れを感じているほとんどの人がそうなんじゃないかなぁと思います。)
仕事に追われていると、徐々に心に余裕やゆとりがなくなるような感覚に陥ってきますよね。
ぼくもだんだんと「自然が溢れている田舎でゆっくり過ごしたいな」と都会疲れのような感覚になってきて、「もっと気軽に自然に触れたいなー」と次第に思うようになり、いろいろ考えた結果、ある答えに辿り着いたんです。
それは、「自分の部屋に自然の要素を増やす」ということ。いわば、都会と田舎のハイブリッド空間です。
まずは、花や植物を部屋に飾るところから始めてみました。(花の定期便はわざわざ花屋さんに買いに行く必要がないのでおすすめです。)
今は部屋の中に観葉植物や花を飾っていて、日常的に自然に触れる空間にしています。(当サイト「半自然空間」の由来です。笑)ふとした時に緑や花を眺めることができるので、良いリフレッシュになっています。
一度自然がある生活を体験してみると、観葉植物や花がない生活に戻ることは想像できないほど。それほど、植物や花のパワーの大きさがあるんだと思います。
今では気軽に植物や花を楽しめるサービスがあるので、とても便利ですよね。
パーソナル診断で自分に合う観葉植物が見つかるオンラインストア【AND PLANTS】
花の定期便が気になる方はぜひ。(1回1,000円くらいから始められます。)
自分の時間を大切にする。
社会人や主婦の20~50代の方はとくに忙しく、まともに「自分の時間」をつくれていない方もいるのではないでしょうか。週末は時間があるかもしれませんが、とくに平日は余裕もなく何かに追われる日々だと思います。
自分時間を増やすことで、自分との対話が増えるので人生の方向性が明確になってきたり、不安や疲れが和らいだりして、より充実した日々になります。
ぼくがリラックスして自分時間を過ごすためにやっていることはこんな感じです。
- 植物を置いてみる(植物は本当に癒されます)
- 花を飾ってみる(花にはリラックス効果があります)
- 好きなアーティストのポスターを飾る(好きに囲まれた生活は最高です)
- 間接照明を使って落ち着く空間にする(自分だけの世界という感じがして好きです)
- 部屋で流す用の好きなプレイリストをつくる(シンプルに気分が上がります)
- 寝心地が最高な布団に変える(床につきながら考え事もGood)
まずは部屋の中を自分が究極にリラックスできる空間にして、自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
「生活」を大切にする
都会疲れを感じている方は、豊かな生活を送りたいと感じているかもしれません。
ただ、日々の普通の生活が乱れてしまっている方も多いのではないでしょうか?
ぼくも、仕事の忙しさも相まってなかなか自分の「生活」を大切にできずにいました。例えば、夜更かしをするとか、コンビニ弁当ばかり食べるとか。
都会にいると時間の流れが早く感じて、生活が乱れやすいんですよね…。
”夜更かしをしない”であったり、コンビニ弁当ばかり食べるのではなくちゃんとご飯をつくったり、そんな当たり前の「生活」をするだけでも楽になると思います。
※とくにコンビニ弁当は防腐剤などの添加物が多く、健康にはあまり良くないと聞くので、食べ過ぎには気をつけて下さいね。
田舎に行ったり、都会と離れた場所に住むことも選択肢の一つです。
でも、今できる「豊かな暮らし」って早寝早起きするとか、新鮮な野菜を食べるとか、意外と「ふつうの生活」に隠れている気がするんですよね。
都会疲れを感じている現代人
もしかしたら自然が好きで「都会疲れ」を感じている方もいるかもしれないですが、ヒトの歴史をさかのぼって調べてみると、現代社会で疲れるのも仕方のないことなんだなと思いました。
田舎での定住願望も昔と比べると増えてきています。文明が進んでいくにつれて、不思議とヒトは自然を求めるようになってきているということですね。
平成17年に比べ平成26年では、30代の農山漁村への定住願望が17.0%から32.7%へ、40代では15.9%から35.0%へと伸びている。(太字/下線は筆者による)総務省:地域への人の流れに関するデータ P2
移住希望者が最も魅力に感じているのは自然環境の豊かさであり、8割以上の者が魅力に感じるとしており、生活費の安さ、時間的余裕、広々とした居住環境等が続いている。(太字/下線は筆者による)総務省:地域への人の流れに関するデータ P19
最近は都会から地方に転職する理由で一番多いのが「自然豊かな環境で暮らしたいから」みたいです。
地方に転職をしたい229人に「都市部ではなく地方へ転職を考える理由」を訊いたところ、表のような結果となった。
- 1位:自然豊かな環境で暮らしたいから
- 2位:都会での暮らしに疲れたから
- 3位:地方でしかできない趣味があるから
都市部よりも地方へ転職したい人の理由は「自然豊かな環境で暮らしたい」が最多!地方に転職したい229人への調査で分かった地方転職の実態
人類史から振り返ってみると、ヒトが自然に原点回帰しているみたいな感じがしますね。
都会の良いところ
個人的に最近はリモートで働ける仕事も多いし、都会の生活にこだわる必要はあまり無いのかなと思うのですが、最後に都会の良いところも紹介しておきます。
ざっくりとあげるとこんな感じではないでしょうか。
- 仕事が多い
- 面白い人に出会える可能性が高い
- 個性的なお店が多い
意外と思いつきませんでした。笑
田舎とかでも自分で遊びを見つけられる人とかであれば田舎暮らしでも全然いいですよね。
それでは。
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ふだんは定期的に花の写真をこちらに掲載しているので、よければ覗いてみてください。
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