27歳にしてようやく自分を労る意味に気づいた筆者が、自分の苦労を労る時間が必要な理由と、おすすめの考え方、セルフケア方法を紹介します。
自分を労る(いたわる)ってどういう意味?
最近あなたは自分を労る時間を取れていますか?
「自分を労る」の辞書的な意味は「苦労をねぎらうこと」です。
意外と「自分の苦労を労う時間」を取れている方は少ないんじゃないかと思うのですが、
身体と脳は無意識のうちに疲れていて、疲れが溜まってくると、燃え尽き症候群になったりもしますから、あまり取れていない方は自分を労る時間を意識的に取ってみて下さい。
自分を労る時間がないと、遠回りになってしまう
この記事を読んでいる皆さんの中には「いい加減に生きる」ことが苦手なタイプも多いと思います。
そもそも「自分を労るってなに??」という方もいるのではないでしょうか。(ぼくもそのタイプでした)
ぼくは今27歳で、いままで「自分を労る」ということをあまり意識してこなかった人間なのですが、最近になって自分への労いを意識するようになってきました。
というのも、いまはデスクワークが中心の仕事なのですが、オーバーワーク気味のときは1日10時間とかパソコンを見る生活になるんです。
それが続くと、たまーにですが目眩がしてきたり、頭痛がしてきたりと、明らかに不調がでるようになってきました。
日によっては「明らかに生産性が落ちているな…」「集中したいのに、あまり集中できないな…」と明確に疲れていることがわかる日もあったりで、社会人5年目にしてだんだんと自分を労る必要性について理解してきました。
時には「やりすぎない」「ある程度いい加減に生きる」ということも大切だなと。
まじめにすべての事柄に100%、エンジン全開で挑みつづけて、急に燃え尽き症候群になったり、鬱っぽくなってしまったりして、モチベーションが下がってしまうと元も子もないですからね…。
前までは遅くまで仕事をしていることを”悪”とまでは思っていなかったのですが、今ではどちらかというと「早く仕事を終わらせることが正義」という意識が強くなってきています。
「サクッと終わらせて、サクッと帰る」これが理想です。
日本人は真面目な方が多いので、たぶん「いい加減に生きよう!」と思うくらいがちょうどいいんじゃないかな、とも思っています。
疲れは無意識のうちに溜まっていくので、皆さんも気をつけて下さいね。
皆さんにはそれぞれ自分を労る方法はありますか?
日常的に自分を労る空間と時間をつくる
ぼくが意識的にやっているのが、部屋の中をできるだけリラックスできる空間にしていくことです。
ぼくは部屋の中に観葉植物のサンセベリアを置いたり、定期的に花を飾ったり、好きなポスターを飾ったりしています。
たまに間接照明をつけて、薄暗い部屋で過ごすと落ち着きます。
そんな感じで、日常的に落ち着く空間をつくると、何となく植物を眺める時間ができたり、自分と向き合う時間ができたりと、自分を労ることにも繋がっています。
皆さんの部屋は「日常的に自分を労る空間」になっていますか?
もしかすると「そんなこと意識したことがなかった」という方もいるでしょう。
日々仕事漬けのひとは空間とか部屋の中を気遣う余裕もないかもしれませんね。
ただ、日常的に自分を労る空間があれば、毎日周りには癒しがあるので、変にストレスを溜めることも少なくなって、今よりも健康的に過ごすことができると思います。
日々過ごす部屋の中に花を飾ったり、好きな音楽を聴けたり、好きな香りを焚いたり、自分好みの部屋に変えて、自分時間をつくるのも自分を労るということなのではないでしょうか。
空間を変えると、それを楽しむ自分時間が増えるので、ゆったりとした時間を過ごせるようになります。
リラックスできる状態は人それぞれ違うと思うので、「眺めていると落ち着くもの」や「置いてあると落ち着くもの」を置いてみて下さい。
もしあなたが水槽の中でメダカが泳いでいる姿を見ていると癒される方であれば、ぜひそれを置いてみて下さい。それがきっかけになって、日常的に癒される空間になっていくと思います。
ぼくがやっているリラックス空間のつくりかたはこちら↓
自分を労るための考え方
自分を労るための考え方について紹介します。
何か一つでも参考になれば幸いです。
自分をメンテナンスする意識を持つ
最近ぼくはこの意識が芽生えてきているのですが、自分のメンテナンス、とても大切です。
日々パソコンを見ることが多いのですが、ずっと働いていると自分の自律神経がグラグラになってきているなーと感じることがあります。そんなときに解決する方法は一つです。
サウナに行くこと。
これで一発で自律神経が整います。
皆さんは疲れたなーと感じた時にやっていることはありますか?
小説を読んでいる時間が好きな人もいれば、半身浴が好きな人もいれば、ランニングするとスッキリする人もいると思いますが、これをやっておけば自分を労ることできる何かを持っておくといいですね。
時には「引き算」をする。
サラリーマンをやっていると感じることがあります。
年々やるべきことが増えてきて、求められることも増えてきて、いままで当たり前じゃなかったものも当たり前になってきて、上手くいった時の快感も上手くいかないことでかき消され、日進月歩でハードルは上がっていきますよね…!!。
こうなってくると、いかに「引き算」を取り入れるかが大切だと思うんですね。
今まで足し算でやってきたことから、重要ではないことを「引き算」してみると、本当に大切なものだけが残ったりもします。
会社にいますよね、飄々と仕事をこなす人。
そういうひとは、結構「引き算」が上手かったりするんじゃないかなと思います。ぼくも絶賛引き算の勉強中です。
比べるのをやめて、劣っている部分は個性だと認める
他の人と比べると、劣っていることって山ほどありますよね。
劣っている部分で戦おうと思うと消耗しちゃうと思います。
だから、そういう時はあえてそういう「個性」だと認めてあげちゃいましょう。
ぼく自身はそこまで人と比べることは少ないほうだと思うのですが、根本に「違うほうがおもしろい」という考えがあるからだと思います。
圧倒的に劣っているということは、圧倒的にほかの人と違う何かがあるということではないでしょうか。
「自分はそこで戦っていないから!」とあえて開き直って、誰かに助けてもらったり、本当の強みでカバーしたり、そんな感じで自分を労ってあげて下さい。
個性だと認めることも「自分への労い」になると思います。
自分を労る方法
ぼくがやっている自分を労る方法をいくつか紹介します。
自分だけの一人の時間をつくる
ぼくは一人の時に充電するタイプの人間なので、一人になれる時間をつくること自体が「自分を労る」時間だったりします。(人によっては人と会ったほうが元気がもらえる方もいると思いますが・・・)
一人の時間で好きな本を読んだり、映画を見たり、喫茶店に行って考え事をしたり、定期的になにも刺激がない1日をつくらないとダメなんです。
例えば1ヶ月ひとりの時間がない生活が続くと結構ストレスが溜まると思います。笑
同じようなタイプの方は、意識的に「一人の時間」をつくってあげて下さい。
花や植物に囲まれた生活をする
部屋の中に植物と花を飾るようにしていて、これがまたいいんです。
少し疲れたとき、ひと段落ついたとき、朝起きたときに自然や彩りがあると本当に癒されます。
部屋のまだ緑がない方は、ぜひ日常的に自然に触れ合える生活にしてみて下さい。
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あと、ひとは自然を見るとリラックスできるようになっているので、花や植物を飾ってみるのはとてもおすすめです。
ぼくは2週間に一度ポストに花が届くようにしていたりしています。良いサービスもあるのでぜひ。
お茶を点てる
お茶を点てることは敷居が高いイメージがある方もいるかもしれませんが、今は自宅で好きな時にお茶を点てることができる商品もあるんです。ぼくも初心者だったのですが、お茶たてセットが売っているのですぐに始められました。
抹茶を飲みながらとても良い自分時間を過ごすことができました。
実際に抹茶を点てた様子を記事にしたので、ぜひ気になる方は試してみてください。
寝心地が最高な布団に変える
だいたいの人は24時間のうち、8時間は睡眠に使っています。身体を休ませるためには、最高の布団が必要です。
ぼくは西川の掛け布団に、無印の布団カバーをつけていて、この組み合わせ、一瞬で眠りに落ちることができます。
西川の掛け布団はふわふわでとにかく暖かい。
無印の布団カバーは触りごごち最高なんです。とくに「綿天竺」というシリーズが最高で、布団カバー・シーツカバー・枕カバー全てこのシリーズを使っています。
口コミを見ても「触り心地がいい」「飽きない」とかなり評判です。
毎晩寝るのが楽しみになること間違いなしです。
自分を労ることで、他の人に優しくなれる
どこかの海外ドラマで聞いた言葉で「周りを幸せにしたければ、まずは自分が幸せになりなさい」という言葉がずっと頭の片隅に残っていました。
この言葉を聞くまでこの考え方に触れたことがなくて、何となく心に残っていたんだと思います。
たしかに、自分の機嫌も取れない人が周りの機嫌を良くするなんてことはできないですよね。
言われてみれば当たり前ですが、割と大切な考え方なんじゃないかな、と思います。
ぜひ今一度、自分を労る時間をつくってあげて下さい。
それでは。
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定期的に花の写真をこちらに掲載しているので、よければ覗いてみてください。
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